PDFtoMUSIC

こんなニッチなものがあったんですねぇ。
PDFtoMusic
Myriadっていうフランスの会社らしいです。


簡単に何じゃこりゃっていうていうと、PDFに描かれている楽譜をおそらくOCRと同じような原理で読み取って、MIDIとして変換して出力するっていう代物。
MIDI以外にもMyr、BMP、WAV、AIFFという形式にも対応。Pro版はMusicXMLにも対応するそうです。
値段はなんと40ドルですって。もしくは40ユーロ。Pro版は199ドル/ユーロ。言語はフランス語と英語のみ対応。
他にも同じMyriad社から販売されているHarmony AssistantやMelody Assistantと連携させれば色々と音がいじれたり夢が広がるそうです。
Virtual Singerなるものとも連携させれば、歌わせることも可能だそうです。わぁおう゛ぉーかろいどですねぇ。
Virtual Singerは日本語にも対応しているので、ほんとに擬似的に歌わせることも可能なのかも知れません。さすがにそこまで試してませんわ。
実際ページの視聴ファイル聴くところでは未調整の鏡音レンとそう変わらないように思うけれども。


トライアル版ですと一ページだけですが出力できます。ということは…?
手間がかかりますがね。


どれほど精確なのかは分かりませんが、軽く試した感じ結構頑張ってるんじゃないでしょうか。自信がない時はその回数を表示してくれてますし。
(撤回、16分を8分で呼んだり、8vaをきちんと認識しなかったりあんまり。Summer's leftを読み込ませてみたらよく分かる。まぁOCR何だから仕方ないか。こんなもん。他にも右手と左手を別に読み取って順番に流したりとちょっと困る。これは設定の方でどうにかなるのかも知れませんが。やっぱ日本語の書かれたファイルを読み込ませると文字化けしたりで失敗しいやすくなるみたい?楽譜と全く関係のない奴読み込ませたら意味なかった、ちょっと残念。装飾音とかの失敗具合ははちょっと笑える。特にタイがしっかり読み込めないみたいですね。また手書き譜は全くミリな場合が多いです、ジャズフォントで書かれたものも無理っぽいですね、ついでに某カエルの歌をよみ込ませたもんをおいときますkaeru.mid
音符情報だけでなく表現なんかもきちんと読み取っているみたい。
今までありそうでなかったし、そういう方面に需要のある方は試してみてもいいんじゃないでしょうかね?